1️⃣ データを入力する
データ1(基準データ)とデータ2(加減算するデータ)の
変形・荷重を 1行1データで入力・貼り付けすると、自動で計算されます。
- Excel から
変形 / 荷重 の2列をコピー →「2列同時貼り付け」
データ1変形 / データ1荷重 / データ2変形 / データ2荷重 の
4列をコピー →「4列一括貼り付け」
- テキスト欄へ直接 Ctrl+V しても、複数列なら自動で振り分けます
- 数値として読めない行(見出しなど)は無視されます
2️⃣ 演算と補間の設定
加算/減算を選びます。出力される変形はデータ1の変形そのままで、
荷重は次式で求めます。
- 加算:
結果荷重 = データ1荷重 + データ2荷重(同一変形)
- 減算:
結果荷重 = データ1荷重 − データ2荷重(同一変形)
- 計算対象:
全データは履歴のまま加減算します。
包絡線のみを選ぶと、双方の履歴から包絡線を抽出してから
包絡線どうしを加減算します(正側/負側/両側を選択可)
- データ2に同じ変形の点が無い場合はラグランジュ補間で荷重を求めます
(次数 1〜5 を選択可。次数 n の補間には n+1 点を用います)
- 1次を選ぶと、前後 2 点を結ぶ直線補間になります
- 補間に用いる窓(どの節点を使うか)と次数は、実測点の区間ごとに1つ決めます。
そのため補間値は変形に対して連続に変化し、区間の両端では必ず実測値を通ります
- 高次補間の安定化:実測データは変形がごく近接した点(計測ノイズ・停留)を含むため、
高次のラグランジュ多項式はそこで大きく振動します。既定では、振動が生じた区間のみ
次数を自動的に下げて計算し、該当行を結果表に と表示します
- グラフの曲線も、ここで選んだ次数どおりに描かれます
(データ1・データ2・データ2の補間値・結果のすべて)。
次数を切り替えると、線の形がそのまま変わります。
曲線は計算とまったく同じ多項式から描くので、結果表の値は必ず
曲線の上に乗ります。安定化もそのまま効き、節点が少なく間隔が偏ったデータでも
曲線は実測点の範囲に収まります。
点を直線で結んだ表示に戻したい場合は、グラフ下の
「曲線の描き方」で
点を直線で結ぶ を選んでください
3️⃣ 包絡線モード
「計算対象」で 包絡線のみ を選ぶと、データ1・データ2 それぞれの
包絡線(各サイクルのピークを結ぶ外形線)を求めてから加減算します。
- 包絡線は、立ち上がりから最大荷重までは変形・荷重とも非減少で結び、
最大荷重以降は計測点を結びます(破壊による急激な荷重低下点は除きます)
- 包絡線は変形について単調なので、繰返しループの対応付けは不要です
(その設定は自動的に無効になります)
- グラフには元の履歴データを薄く、その上に双方の包絡線と結果を表示します
- 包絡線の点は編集できます(下の「包絡線の編集」を参照)
4️⃣ 包絡線の点を編集する
包絡線モードでは、グラフ上の包絡線の点をクリックすると編集ダイアログが開きます。
編集した内容は結果に即座に反映されます。
- 選択中の点:赤い強調リング・両軸へのガイド線・
点番号ラベル(第○点)で表示します。範囲選択した点は緑で区別します
- 数値編集:ダイアログの変形・荷重を書き換えて「適用」(入力中もグラフに反映)
- 点の移動:「マウスドラッグ移動ON」を押してから、選択中の点(赤)をドラッグ
- 点の追加:選択点と次の点の中間に挿入します
- 点の削除:「削除」または
Del キー(側ごとに最低2点は残ります)
- まとめて削除:「範囲選択ON」→ドラッグで囲む→「削除」
- 吸着:移動・追加した点を元の計測データの折れ線に合わせます(切替可)
- 間引き率:スライダで点数を減らせます(両端・最大荷重点・各サイクルのピークは残します)
- 元に戻す/やり直す:ボタンまたは
Ctrl+Z / Ctrl+Y
- 編集対象:データ1・データ2 どちらの包絡線を編集するか選べます
- 編集内容は自動保存され、「包絡線をリセット」で実験データから作り直せます
5️⃣ 繰返しループのデータ(全データモード)
繰返し加力では同じ変形に複数の荷重(載荷側・除荷側)が存在するため、対応付け方法を選びます。
- 自動判定:折り返しの有無を判定してモードを自動選択(推奨)
- 単調(包絡線):データ2を変形順に並べ替えて補間します
- ループ(履歴・分枝対応):折り返し点でデータを分枝に分け、
同じ順番の分枝同士で補間します
- 行番号対応(同一ステップ):補間せず同じ行同士を加減算(同じ加力プログラムで
計測ステップが揃っている場合)
6️⃣ 結果の確認と保存
- グラフに データ1・データ2・結果を重ねて表示します(凡例クリックで表示切替)
- 結果表には、点ごとに 一致 /
補間 /
/
範囲外 の別を表示します
- 結果をコピー:クリップボード経由で Excel にそのまま貼り付けできます
- Excel保存/読込:入力データと設定を含めて保存し、そのまま復元できます
- 読込は、
A:データ1変形|B:データ1荷重|C:データ2変形|D:データ2荷重 の
並びになっている Excel ファイルであれば、本アプリの保存形式でなくても
そのまま読み込めます(該当シートが複数あるときは選択できます)
- CSV出力/PDFレポートも利用できます
- 入力内容と設定はブラウザに自動保存されます。画面を閉じたり
再読込したりしても、次に開いたときに前回の続きから作業できます
(消すときは「入力データ削除」)